西大寺裸祭り

西大寺会陽(えおう)裸祭り


昨日、2月19日は西大寺会陽(えおう)裸祭り


毎年、行ってるんですが、今年は高知でのサッカーの帰りが遅かったので参加、見学ともできませんでした。毎年この祭りの冬花火と西大寺裸祭りの裸達の気合いを楽しみにしています。今年はあるかどうかわかりませんが、NHKで西大寺裸祭り模様を放送したりするので見て見てください。

永正年間(1504年〜1521年)のこと、お寺で配られる護符が「ぼっけぇ利益があるんじゃそうな」と評判になり、人々が殺到したために、やむなくこれを投げ与えたことに始まるとされています。その護符はやがて紙から木になり、かつては「真木」と呼ばれ、神の木とされていた頃の音だけが残って、現在は「宝木」と書くようになりました。


 もともとは、旧暦に合わせて行われていましたが、今は観光化がすすみ、会陽を2月の第3土曜日と定め、それに合わせて諸行事を行うようになっています。


 まず午後6時20分から少年はだか祭りが始まります。小学校1・2年の男の子は宝もち、3・4年の男の子たちは五福筒を、5・6年の男の子たちは宝筒を取り合います。


 午後9時より対岸の吉井川第1緑地公園において、会陽冬花火が打ち上げられ、また境内では、女性グループによる会陽太鼓が打ち鳴らされます。
 

 午後11時ごろから、境内に裸になった人々が集まりはじめます。誘導の人の指示に従って身体を清めたあと、境内を回り千手観音と牛玉所大権現を詣で、大床で押し合います。体が熱くなると冷水で体を清めて同じ順路を巡ります。


そうして夜12時になると、皆が本堂に集まり、すべての明かりが消され御福窓から宝木が投げ入れられます。クライマックスの宝木の争奪戦を制して、うまく手に入れた者は福男と呼ばれ、その年の幸福が約束されます。

 テレビで見た方もあるかもしれませんが、この争奪戦では、ある者は人の股をくぐって前に出たり、またある者はグループになって鮮やかな連携プレーを演じたりします。あまりの凄ましさに怪我人が出ることもありますが、それもはだか祭りの醍醐味と言えるかもしれません。
 衣服を脱いで、ふんどし姿になって境内に入れば参加できます。(お酒を飲んでいる人、入れ墨をした人、座敷用の足袋以外の履物を履いている人は参加できません。また、宝木争奪中の怪我などには、主催者は責任を負いません。)ふんどし・座敷用の足袋は町で販売しており、有料の荷物預かり所も設置されます。ただし、少年はだか祭りは(社)西大寺青年会議所西大寺商工会議所内)へ申し込みが必要です。


西大寺会陽(えおう)裸祭りHP
http://www.optic.or.jp/saidaijicci/ibento.htm